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2015年5月 1日 (金)

炉を塞ぐ

昨日は先生のお茶室を炉から風炉に替える準備に費やされました。

4月の終りには炉を塞ぎ、お道具も炉用から風炉用に入れ替えます。

炉の灰を上げ、篩う作業は大変で、マスク、ヘアキャップで完全武装。

炉の周囲も、ビニールの敷物や新聞紙でできるだけ覆っておきます。

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先週、お稽古が終ったままの炉の中downwardright 炭だけは先週、上げてあります。

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常にはお稽古が始まる前に灰を篩って4方に山を作ります。

今日は全ての灰に篩いを掛け、灰も炉もきれいにします。

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目の細かい笊で篩います。

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3人がかりでやってもやっても…まだ半分位downwardleft

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笊に残る粒の荒い灰upwardright 濾した灰は細かくて柔らかいdownwardleft

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全ての灰を上げてから、炉の中を拭き清めます。

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炉はかなり深く、よく手入れされた灰はとても貴重なものなのです。

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どんなに完全武装をしても、灰まみれになります。

掃除機をかけた後、畳は雑巾で何度も拭きます。

1時間程で終りますが、達成感のある仕事です。

炉を塞ぐ作業が完了すると、お道具の入れ替え作業に入ります。

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先生のお蔵はとても深いのですが簡単に出し入れできるものだけにしています。

風炉の灰型を作る作業もあり、お茶の奥深さには計り知れないものがあります。

先生は炭を切り、洗う作業を含め10年程前まで全て一人でされておられました。

昔は人手も豊富だったので多くの家庭で茶道が盛んだったのでしょう。

人手の無い現代の社会では、すっかり難しいことになってしまいました。

茶道の表面的なことだけで、”お茶の世界”を判断されるのも残念です。

”楽しければ良い”世界でも無く、華やかなだけの世界でもありません。

茶道は人として生きる修養(鍛練)のための楽しい道だと思っています。

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