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2015年1月26日 (月)

あと10年?

少し前、茶事仲間のお初釜では半東をさせて頂きました。

亭主(東)を助け、茶事全般の進行を補佐する役目です。

お庭も茶室もお道具も充分に揃ったお仲間で、懐石の名手でもあり、勉強になりました。

心から信頼し合える茶友の存在は、これからの老年期に於いて幸福な事だと思います。

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華道も堪能な方です。

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本席の床のお軸は「寒山拾得」、結び柳と炭飾り。

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炭飾りにはお米を敷いて、海のものと山のものをお供えします。

後入り前の本席は懐石の陰に対して陽。雪見障子を開けます。

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若かった頃の茶事で、濃茶点前で柄杓を引き総礼の時、外の簾が外され、お席が

急に明るくなり驚いたことがありました。

厳粛でいてドラマティックなお席でした。

昔の茶事はそんな風だったようでした。

まだ母がいて、祖母もいた頃のこと…

月日の経つのは早く、数年で祖母の亡くなった年齢を越えそうです。

お祖母さんになるなんて…実に簡単なことだったんですねえ…confident

無事に茶事を終えた後、東と半東はしみじみ語り合いました…confident

「あと10年位はお茶事をしたいわねえ…」

茶事は大変なエネルギーを必要とします。

趣向を決めて、道具組を決めて、献立を決めて、お道具を出して…

それに身体も、すっと立つ、すっと座るってことが「できるかしら?」

「できるわよ!75歳までは!いえ、80歳位まではできると思う!」

茶懐石を簡単にしたり、若い方々に手伝って頂いたり、助け合って。

生きていれば、生きていさえすれば、楽しい事をたくさんしましょう!

シャンパンを飲みながら東と半東は長々と語り合いましたとさ!happy01

茶事の間、亭主相伴挨拶後の短い時間に半東がそそくさとした食事。

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写っていませんが、お向こうは鯛の刺身、汁は焼長芋(辛子)、汁替えは焼長芋(芽葱)、煮物椀は蓮根団子、焼き物は牡蠣幽庵焼と鰻巻、預け鉢はほうれん草、京人参、蒟蒻胡麻和え、小鉢に黒豆、お酒は酔心と松緑、八寸は海鼠と茸蕗味噌、小吸物は松の実とへぎ梅、香のものと湯斗の中身は覚えていませ~んcoldsweats01

だってねぇ…千鳥の盃で東に代わり、したたか日本酒を飲んでしまったからなんです。

まぁ…せいぜい二合位のものですが、日中のお酒はかなり効きます。

亭主の濃茶点前の後、薄茶点前をしましたが仕舞付けでよろけたのもそのせいです。

歳のせいではありません…と思いたいのですが身体は確実に老いに向っています。

せめて後10年、茶事を楽しみたいのなら足腰を鍛えなくては!

おっとっと…花弁餅は帰宅してからゆっくりと頂きましたよんsmile

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