茶室の準備
朝、炭を洗って乾かしておきました。お天気が良くて嬉しい日でした!
買物と所用で外出しましたが、半日は茶事のための準備をしました。
たった47㎡強のマンションで茶事をするのは努力と工夫が必要です。
床の間も無い和室、寝室、そして小さなLDKだけの我家はかなり大変!
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ふだんはとても静かな寝室は、「茶道具納戸」になります。
茶道具でゴッチャゴチャ…これは柄杓を除き、初座の懐石用具。
こちらは後座のための用具、箪笥の上もゴッチャゴチャ…
こうしておけば、必要なものは直ぐに取り出せるので安心!
こけし人形は茶事で使いません。そのままにしてるだけ~
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「寄付兼待合」になる居間はそんなに変化しません。
クッションを撤去して、敷きものを敷いて、お正客様のお席を作ります。
煙草盆のあるところがお正客の場所、ソファ&テーブルは片付けられません。
でも、脚が悪い方にはソファに座って頂くこともできるので良いのです。
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そして茶室。今回の茶事は10月でもあり、「名残り」をテーマにしています。
昨年11月に口切をしたお茶が終る頃、その名残りを惜しむ時期なのです。
10月だけに使う、”五行棚”(木火土金水)で、詫びた茶事にしたいのです。
お軸は一行物ではなく、比較的、気軽な歌切れを掛けました。
風帯等の表装には雅な風情があり、お客様に合っています。
初座を作ってみました
香合も詫びた風情の「柿蒔絵」を選びました。
蓋置は親族の記念に作られた鉄四方、侘びの茶事以外では使えません。
珍しいので飾り残す予定です。
五行棚で茶事をするのは初めてなので、予行演習をしてみました。
茶碗を膝前に取り込んだところ 茶碗は九代大樋長佐衛門。
茶入れは丹波、侘び茶事でしか使えませんが可愛い茶入れです。
お客様から見た初座の点前座。
どうかお客様に楽しんで頂けますように!
そんな願いを込めて今日も畳拭きました!
※ここでは天板に棗を乗せていますが、実際の初座では乗せません。
後座の時、水指、茶入、棗を飾ります。
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