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2014年10月19日 (日)

メトロ文学館

地下鉄の車内に詩が掲載されるようになったのは、いつ頃からでしょうか?

楽しみでつい読んでしまいます…今までも心に残る詩がたくさんありました。

地下鉄に関連した詩に限られていますが、現在掲載の詩に心魅かれます。

010
一瞬の記憶

転んで杖もつけずどうしようもない時、若者

が手を差しのべてくれてね。虚空に木霊した

父の嗄れた声。無尽蔵に地下鉄の産道から生

まれる能面の人々。父が還った空は夏の蒼。

ビル群は蜃気楼の向こうに揺らめく。一老人

には崖にも等しい、地下鉄の傾斜に差

しのべられた大きな手。街路樹にさしこむ陽

光のように暖かい手。

                         ♪

都会の無機質で雑多な空間に、暖かな空気がふんわり拡がる気がします。

お父様への深い愛情と追憶がひたひたと感じられる詩で、とても好きです。

乾いた叙情から作者は男性の方かと思いましたが、女性の方でした。

素敵な詩を読ませて頂いて、お礼を申し上げたいと思いました。

東京メトロ様、これからも文学館を末長く続けて下さい(=゚ω゚)ノ o(_ _)oペコッ

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